ハワイ最大の日本語図書館 天理文庫

ダウンタウンから少し山側に入ったヌアヌ・アベニューに、広い緑の敷地を持つ天理文庫があります。車を停めて、入り口を入ると、そこは昭和の香りのする日本ののどかな図書館そのもの。一瞬、タイムスリップしたかと思う程です。

それもそのはず、各種全集、小説、ノンフィクション、新書、絵本など、天理文庫には4万冊もの日本の図書が集められ、本棚にはしっかりと漢字で、明記されています。作家の陳舜臣氏の著書百十冊を集めた陳舜臣文庫や、タカラヅカ・レビューライブラリーのコーナーもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文庫がローマ字でかかれていてかわいい~

 

迎えてくれた司書の岡田さんは、「ハワイに住む日本人、日系人の方に愛されています」と、図書館内にあるソファーに案内してくれました。誰でもこのゆったりしたソファーに座りながら、日本の図書を楽しむ事ができます。

「利用者は60代、70代、80代の方。毎月お洒落をしてバスでやって来る90代のご婦人もいます。またローカルの方と結婚した20代、30代のお母さんたちも多いです。土曜日にサタデースクールがあり、日本語を教えています。絵本の読み聞かせも行っているので、皆さんお子さん連れで来て、お話を聞いた後は、芝生でランチを食べて、子供たちを遊ばせています。敷地内で安心だし、情報交換にもなると好評です。でもその間の層の方は少ないですね」と笑顔で説明してくれました。

最近はシニアの方を中心に、日本から長期滞在される方も多く、ワイキキからバスでここに本を借りにくる方もいるとか。

 

他にも、多くの本やビデオがドネーションで成り立っているのも、この図書館の特徴の一つ。海外にいると、日本語の活字のありがたさが身に染みます。皆さん、ご自分だけでは勿体ないと、ここに本を持ってくるそうです。一人で何百というDVDを寄付された方もいます。

2冊、3冊と同じ本が入るときもあり、その場合は低価で販売したり、「ご自由にお持ちください」のコーナーに置いたり。アットホームな感じが居心地の良さを感じます。

他にも洋裁や工芸などの教室、バザーがあったりと、イベントも多数あり、地域と密着型の運営が好評です。

とにかく本の数が半端じゃありません。そして気持ちのいい場所です。「海外でありながら、これだけの本と向き合えるのは、ハワイならでは、幸せな事」と思いながら、図書館を後にしました。一度訪ねてみて下さい。

 

 

 

ハワイ天理文庫

会員登録費は$10、5年毎の更新料は$5。

開館時間  水~日曜日 10am ~ 4pm

休館日   月・火曜日、第3日曜日、本の整理の日やイベント準備など

TEL (808) 538-7671

住所 2236 Nuuanu Ave. Honolulu, HI 96817

 

 

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気持ちよさそうな 外のテーブルでゆっくり

Post Author: Kyoko