地球上に現存するウミガメは7種、ハワイで見られるのは大平洋に住むアオウミガメです。そしてアオウミガメを含む全種のウミガメは絶滅危惧種に指定されています。
日本でも「ツルは千年、カメは万年」などと言われ、縁起の良い生き物とされていますが、ウミガメは1億年来、この地球に生息しています。
ハワイの神話の中にもたびたび登場し、アウマクア(家の守り神)としても身近な存在のウミガメは、ハワイ語でホヌと言い、海の守り神として、また幸せを運んでくるラッキーアニマルとして親しまれています。
BIG!!
ここハワイではダイビングやシュノーケルなどでウミガメに遭遇することが多く、ハワイノースショアのラニアケア・ビーチはウミガメが甲羅干しに来るビーチとして観光の名所になりつつあり、また、ワイキキの高層ホテルからも息継ぎをするウミガメが見られたりします。
スーイ スーイ 気持ちよさそうに泳いでいます。
絶滅の危機なんて信じられないですが、乱獲、汚染、疾病、生育環境の破壊、そして漁業の際に犠牲になったりして確実に生息数が減少しています。
生態系の一部である私たち人間が、大好きなハワイの生態系の一部であるウミガメの保護を真剣に考えなくてはいけない時かもしれません。
ムリをせずまずは出来ることから。
ハワイノースショアツアーでは人気スポットのラニアケア・ビーチ。ウミガメ遭遇率も高いです。
人間の都合で絶滅に追い込むことにならないよう願いながら、「ALOHA」を込めて会いに行きたいですね。